For MetaTrader 5 — Analysis Tool

環境ナビ

Market Env Navi

忖度のない相場環境のナビゲーター。
「今どこを、どう待つべきか」を、数値の根拠とともに言葉で示します。

VERSION 4.20 取扱説明書 分析専用 / 自動売買なし
01

この商品についてOVERVIEW

「環境ナビ」は、勝ち負けを予言するツールではありません。

チャートを開くたびに湧き上がる「とりあえず入りたい」という衝動。その焦りに対して、複数の通貨ペアを冷静に並べ、今エントリーに値する場所があるのか、それとも見送るべきかを、忖度なく突きつけます。

そして気になったペアを選べば、移動平均・ATR・ボリンジャーバンドといった具体的な数値を根拠に、「どこまで引きつけて、どこで損切りを置くか」までを、初心者にも分かる言葉で解説します。判断を奪うのではなく、判断の材料を、客観的に手渡すための道具です。

◆ なぜ「忖度がない」のか

人に相談すると、相手はあなたの顔色やポジションを読んで気を遣います。しかしこのツールは、あなたが何を持っていようと、何を期待していようと、データが示す事実だけを同じ温度で返します。だからこそ、自分に都合のよい解釈にブレーキをかける「鏡」として機能します。

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5つの特徴FEATURES

01 / RAW DATA

素の値動きで判定

判定の土台は変化率・複数時間足の方向・値幅といった「生のデータ」。後付けの解釈に頼らず、相場の事実そのもので評価します。

02 / NO FLATTERY

飛びつきを止める

高値での買い・安値での売りは「飛びつき」として評価を下げます。条件が揃わなければ、はっきり「見送り」と表示します。

03 / RANKING

選択肢を一覧で

主要ペアを一括スキャンし「今、条件が揃っている順」に並べます。一つのペアに固執せず、最善の選択肢を選べます。

04 / AI INSIGHT

言葉で解説

気になるペアを選ぶと、AIが現状・目線・行動を平易な言葉で解説。「押し目買いを待つ」など、次の一手が分かります。

05 / NUMBERS

具体的な数値指針

移動平均・ATR・ボリンジャーバンドの実数値から、押し目の目安価格・損切り幅(pips)・サポレジ水準を提示します。

— PRINCIPLE

予測はしない

このツールは未来を当てません。あくまで「現状の整理」と「水準の目安」を示すのみ。最後の引き金を引くのは、いつもあなた自身です。

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動作環境と準備するものREQUIREMENTS

項目内容
取引プラットフォームMetaTrader 5(MT5)
※ MT4には対応していません
種別EA(エキスパートアドバイザ)/分析専用・自動売買は行いません
必要なものAnthropic(クロード)のAPIキー
※ AI解説機能の利用に必要。取得方法は第6章を参照
インターネット接続必須(AI解説のためAnthropicサーバーへ通信します)
◆ AIを使わない場合

APIキーを設定しなくても、「環境チェック」によるペアのランキング表示(買い目/売り目/待ちの判定)は通常どおり動作します。AIによる詳しい言葉の解説のみ、APIキーが必要です。

04

導入手順SETUP

1

ファイルを配置する

受け取った MarketEnvNavi.mq5 を、MT5の MQL5 / Experts フォルダに入れます。MT5の「データフォルダを開く」から辿れます。配置後、MetaEditorでコンパイル(F7)してください。

2

チャートに適用する

ナビゲーターの「エキスパートアドバイザ」から MarketEnvNavi を、分析したいチャートにドラッグします。チャート左上にボタンとパネルが表示されれば成功です。

3

アルゴリズム取引をオンにする

MT5ツールバーの「アルゴリズム取引」ボタンをオンにします。これがオフだと、AIへの通信が行われません。
※ 本EAは売買注文を出しません。通信の許可のためにオンにします。

4

通信先(URL)を許可する

メニューの ツール → オプション → エキスパートアドバイザ を開き、「WebRequestを許可するURLリスト」に次のURLを追加します。

URLhttps://api.anthropic.com

これを忘れると、AI解説時に通信エラーになります。最も多いつまずきポイントです。

5

APIキーを設定する

チャート上のEAをダブルクリック(またはチャート右クリック→「エキスパートリスト」)で設定画面を開き、「パラメーターの入力」タブの InpApiKey に、ご自身のAnthropic APIキーを貼り付けてOKを押します。

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使い方HOW TO USE

STEP 1 | 環境をスキャンする

パネル上部の 「環境チェック」 ボタンを押すと、その瞬間に主要ペアを一括で評価し、「条件が揃っている順」にランキング表示します。チャートを開いて「入りたい」と感じたら、まずこのボタン。今この瞬間、本当に狙える場所があるのかを確認します。

STEP 2 | 気になるペアを選ぶ

ランキングを見て気になったら、「1位解説」「2位解説」「3位解説」 のボタンを押します。そのペアだけをAIに送り、数秒で詳しい解説が返ります。

※ 多くの場合、注目すべきは上位の1〜2ペアです。下位が「待ち」ばかりなら、それは「今日は無理に動くな」というサインです。

STEP 3 | 現状・目線・行動を読む

AI解説は3つのタブで切り替えられます。特に ★行動 タブが、具体的な次の一手です。

タブ内容
現状今の足の向き・位置・移動平均との関係など、客観的な状況の整理。
目線データが示すメインの方向と、その見立てが「崩れる条件」を具体的な価格で提示。
★行動今すぐ/待ち/見送りの判断と、待つ場合の目標価格・損切り幅(pips)まで。
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APIキーの取得とコストAPI KEY & COST

キーの取得方法

console.anthropic.com にアクセスしてアカウントを作成し、「API Keys」のページで新しいキーを発行します。sk-ant- で始まる文字列がキーです。発行時に一度だけ全体が表示されるため、その場でコピーして安全な場所に保管してください。

⚠ APIキーは絶対に他人に見せないでください

APIキーはパスワードと同等の機密情報です。SNSやスクリーンショットへの写り込み、第三者への共有は厳禁です。万一漏えいした場合は、Anthropicのコンソールから即座に無効化(失効)できます。

利用料金のめやす

AI解説は、ボタンを押して1ペアを解説するたびに、Anthropicへ少額の利用料が発生します。1回あたりのおおよその目安は次のとおりです。

Haiku 4.5
0.1円/回
最も安く高速。
簡潔な解説。
Opus 4.7
0.9円/回
最も精緻。
Sonnetとの差は小さめ。

※ 金額はトークン量・為替・Anthropicの料金改定により変動します。あくまで2026年時点の目安です。1日に数回の利用であれば、月額でも数十円〜数百円程度に収まる想定です。

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画面の見方READING THE PANEL

ランキングパネル

環境ナビ パネル
■ 環境ナビ 2026.05.30 09:26 PERIOD_H1基準 1. USDCAD [買い目] 50 4/4足上 2. USDCHF [売り目] 30 3/4足下・安値警戒・CHF優位 3. XAUUSD [待ち] 16 条件不足 ── 予測ではありません。最終判断はご自身で。

各行は 順位・通貨ペア・判定・スコア・根拠 の順です。

表示意味
買い目複数時間足が上向きに揃い、買い方向の条件が出ている状態。
売り目複数時間足が下向きに揃い、売り方向の条件が出ている状態。
待ち方向感がない/値動きが荒い/時間足がバラバラなど、見送りが無難な状態。
スコア(数値)「条件が揃っている度合い」。買い推奨度ではありません。飛びつき・荒れ・逆行があると減点されます。
◆「今日は全体的に見送りが無難」と出たら

最上位のペアすら条件を満たしていない、ということです。「何もしない」も立派な判断。無理に動かず、相場が動意づくのを待ちましょう。

AI解説パネル(★行動タブの例)

AI解説 — ★行動タブ
◆ USDCHF のAI解説 ・行動:待ち → 現在地はBB下限(0.77988)まで約10pipsと安値圏に近く、 今すぐ飛び乗るのはリスクが高い。 EMA20(0.78230)付近への戻りを待って売り検討が基本。 損切り目安はATR×1.5=約19pips。 ※予測ではありません。最終判断はご自身で。

このように、ただ「待ち」と言うだけでなく、どの価格まで引きつけ、どこで損切りを置くかという具体的な水準を、その時々のデータから算出して示します。

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主な設定項目PARAMETERS

初期設定のままでも使えますが、ご自身の相場観に合わせて調整できます。

基本

項目内容
InpTimeframe判定の基準となる時間足(初期:H1=1時間足)。デイトレ向けの設定です。
InpLookback変化率・位置を測る本数(初期:24=約1日分)。
InpTopNランキングに表示するペア数(初期:6)。
InpFontSize / InpPanelW文字サイズ・パネル幅。表示が大きい/小さいと感じたら調整します。

AI

項目内容
InpApiKeyAnthropic APIキー。他者に見せないこと。
InpModelSelectAIモデルの選択(Haiku/Sonnet/Opus)。初期はSonnet。

判定のしきい値(上級者向け)

項目内容
InpPosHigh / InpPosLow「高値圏/安値圏」と見なす位置(初期:72/28)。飛びつき判定の感度。
InpVolHot「荒れ」と見なすボラ比(初期:1.35)。
InpWaitBelowこのスコア未満は「待ち」とする境目(初期:25)。慎重さの調整。
InpEmaFast/Mid/SlowInpAtrPeriodInpBbPeriodAI解説で使う移動平均・ATR・ボリンジャーバンドの期間。
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よくある質問FAQ & TROUBLESHOOTING

QAI解説で「通信エラー」と出ます
ほとんどの場合、第4章のURL許可が原因です。ツール → オプション → エキスパートアドバイザ の「WebRequestを許可するURLリスト」に https://api.anthropic.com が追加されているか、「アルゴリズム取引」がオンになっているかをご確認ください。
Q「APIエラー(HTTP 401)」と出ます
APIキーが正しくないか、入力ミスの可能性が高いです。sk-ant- から始まるキー全体が、余分な空白なく貼り付けられているかご確認ください。また、Anthropicコンソールで残高(クレジット)があるかもご確認ください。
Q数値が「-」や「取得中」ばかりになります
EAを入れた直後は、各ペアの過去データがまだ読み込まれていないことがあります。1〜2分ほど待ってから、もう一度ボタンを押してください。普段表示していない通貨ペアほど、初回の読み込みに時間がかかります。
Qいつ押しても全部「待ち」になります
相場が方向感のない時間帯(例:早朝など)であれば、それが正しい判定です。一方、明らかにトレンドが出ている相場でも全て待ちになる場合は、InpWaitBelow の値を少し下げると、判定が出やすくなります。
Qゴールドが「シンボル未検出」になります
ブローカーによってゴールドの銘柄名が異なります(例:GOLD#XAUUSD.m など)。本ツールは主要な別名を自動で探しますが、見つからない場合は InpSuffix に口座の接尾辞(例:m#)を指定してみてください。
QAIの解説と、表示されている数値が食い違うことがあります
AIは与えられた数値をもとに文章を組み立てるため、ごくまれに数値の表現にばらつきが出ることがあります。最終的な判断の際は、必ずご自身でチャート上の価格をご確認ください。本ツールはあくまで「考えるための材料」を提供するものです。
Q自動で売買してくれますか?
いいえ。本ツールは分析専用であり、売買注文は一切出しません。エントリー・決済の操作は、すべてご自身で行っていただく設計です。
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注意事項・免責DISCLAIMER

⚠ ご利用前に必ずお読みください

本ツールは相場環境を整理し、判断の材料を提供するものであり、将来の値動きや利益を保証・予測するものではありません。

表示される判定・スコア・AIの解説は、あくまで一つの参考情報です。実際の取引における最終的な意思決定および、その結果生じるいかなる損益についても、すべてご利用者ご自身の責任となります。

外国為替証拠金取引(FX)には、為替変動・金利変動等により元本を超える損失が生じるおそれがあります。リスクを十分にご理解のうえ、余裕資金の範囲でお取引ください。

本ツールの利用により生じた損害について、開発者は一切の責任を負いません。あらかじめご了承ください。

◆ AI解説についての補足

AI解説機能は、Anthropic社のClaude APIを利用しています。AIの出力は完全ではなく、表現の揺れや解釈の幅が生じる場合があります。数値や水準は必ずチャートでご確認のうえ、参考としてご活用ください。